福田屋敷(ふくだ)
 別称  : なし
 分類  : 平城
 築城者: 福田加賀守か
 遺構  : なし
 交通  : JR信越本線群馬八幡駅徒歩10分


       <沿革>
           倉賀野十六騎筆頭福田加賀守の屋敷と伝わる。福田氏は、武蔵七党の1つ児玉党
          の後裔を称しているが、詳しい系譜は不明である。


       <手記>
           福田屋敷は碓氷川河岸にあったようですが、河川改修や国道建設および市街化に
          よって、旧状をうかがうのは困難な状況です。比定地とされる少林山入口交差点脇に
          は、だるま工房が建っています。
           工房の脇には細いながら小流が流れており、一応この川と碓氷川の合流点を要害
          とした館城であったものと推測されます。
           また、城の対岸には、だるま市で有名な達磨寺があります。史料にみられる達磨寺
          の歴史は江戸時代にはじまるようですが、あるいはそれ以前にも何らかの施設があり、
          なかんづく碓氷川の渡河点の1つであった可能性は、充分に考えられると思われます。
          したがって、この渡河点を押さえ、新興勢力である安中氏との境を守る要所の拠点と
          して、倉賀野氏重臣の福田氏が預かっていたものとする推測が成り立ちます。
           ちなみに、総理大臣を務めた福田赳夫・康夫父子は、この福田氏の末裔を自称して
          いるそうです。

           

福田屋敷跡現況。


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