井戸野環濠(いどの)
 別称  : なし
 分類  : 環濠集落
 築城者: 不明
 遺構  : 環濠、土塁
 交通  : 近鉄奈良駅またはJR奈良駅からバスに乗り、
      「井戸野町・DMG森精機前」下車徒歩5分


       <沿革>
           『日本城郭大系』によれば、文明六年(1474)時点で十市氏が井戸野荘下司職で
          あったとされるが、環濠との関連は不明である。


       <手記>
           井戸野環濠は縦向き長方形に近い形状をした環濠集落です。北辺から東辺北半
          にかけての環濠が、用水路ではない形で残っています。とくに、鬼門除けのように
          出張った八幡神社の境内縁は土塁状に盛り上がっていて、遺構とすればたいへん
          貴重なものといえるでしょう。
           『日本城郭大系』には西辺の堀がよく残るとありますが、こちらは西隣の自動車
          教習所や道路が建設され、逆に用水路として辛うじて残っている状況です。

 八幡神社境内縁の環濠跡。
同じく環濠および土塁跡。 
 北辺の環濠跡。
同上。 
 西辺の環濠跡の水路。


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