ヨーゼフスブルク城
(
Josephsburg )
 別称  : なし
 分類  : 平城
 築城者: ヨーゼフ・クレメンス・フォン・バイエルン
 交通  : 地下鉄ヨーゼフスブルク駅徒歩5分
 地図  :(Google マップ

       <沿革>
           1693年、バイエルン選帝侯マクシミリアン2世エマヌエルの弟であるケルン選帝侯ヨーゼフ・
          クレメンス・フォン・バイエルンによって築かれた。ヨーゼフはフライジングの司教領主を兼ねて
          おり、それに付属する荘園としてベルク・アム・ライムを取得していた。1701年、城と城下町は
          ヨーゼフスブルクと名付けられた。
           1803年、司教領は世俗化され、1818年にベルク・アム・ライムは独立した自治体となった。
          これに先立ち、ヨーゼフ・クレメンスの跡を継いだケルン選帝侯クレメンス・アウグストの命で、
          1735年から1751年にかけて聖ミヒャエル教会が現在の姿に改修された。ヨーゼフスブルク城
          はこのときに廃されたと考えられるが、防御設備がいつごろ撤去されたのかは定かでない。


       <手記>
           ヨーゼフスブルク城の跡には、立派な聖ミヒャエル教会が建っています。この教会は城館の
          建物内に設けられた礼拝堂に端を発しているようです。18世紀の版画によると、ヨーゼフス
          ブルク城は宮殿建築の四隅に稜堡を張り出させた四稜郭で、その北西には別個に狩猟館が
          描かれています。すなわち砲撃戦ができるようになってはいましたが、実用性は感じられず、
          また実際にここで攻防戦を行う気はなかったでしょう。
           白壁とシェーンブルン宮殿を思わせるクリーム色の柱が優美な聖ミヒャエル教会は、内部も
          壮麗です。バイエルンの建築家ヨハン・ミヒャエル・フィッシャーの設計による南独ロココ様式
          の傑作とされています。

  
 ヨーゼフスブルク城跡に建つ聖ミヒャエル教会。
教会を裏手から。 
 教会の内部。
教会西側の遊歩道。 
土塁に見えますが城郭とは無関係でしょう。 


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