| 小城 (Mali grad) |
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| 別称 : フジンスキ城、カルテンブルン城 | |
| 分類 : 平山城 | |
| 築城者: 不明 | |
| 交通 : Kamnik mesto駅から徒歩1分 | |
| 地図 :(Google マップ) | |
<沿革> クライン辺境伯でもあったメラーン公ベルトルトが、1202年にカムニークの2つの城を抵当に 入れたとするのが史料上の初出とされる。この2つの城とは、小城と古城を指すと考えられて いる。城内に建つ聖エリギウス礼拝堂は、11世紀末~12世紀初頭ごろに建てられたと推定 されており、城も12世紀中に築かれていたとみられる。 13世紀には礼拝堂が2階建てに増築されたが、同世紀末の火災により礼拝堂に隣接する 城の北東部分が焼け落ち、以後再建されることはなかった。残った部分も1511年のイドリヤ 地震で被害を受け、16世紀中に取り壊されたとされる。その後は、城砦として顧みられること はなかったと推測される。 <手記> カムニークはスロベニアの首都リュブリャナから鉄道で北へ40分ほど行ったところにあり、 小城はその旧市街の中心部に位置しています。正面の険しい山上には古城があり、両者で カムニーク・ビストリツァ川を挟み込んでいます。小城はミカヅキモのように細く突き出た峰上 に築かれており、独立丘に見えますが、もともとは西から延びる尾根先だったとみられ、堀切 があったと思われる箇所は切通し道となっています。 城山の東西にはそれぞれ聖エリギウス礼拝堂と防御塔が建っていますが、私が訪れたとき はどちらも立ち入りはできませんでした。礼拝堂は上述の通り歴史が深く、ロマネスク様式の 現存建造物としては、ヨーロッパでも最も古いものの一つなのだそうです。一方の防御塔は、 城砦の遺構を利用してはいるそうですが、史跡というよりモニュメント的な感じに修復されて います。 礼拝堂の北東には、建物の石壁基部が遺跡のように残っています。城跡ファンとしては、 おそらくここが一番の見どころではないでしょうか。また、城山からは北西方向に高々とした 山脈を望むことができ、6月初頭ながら頂上付近は雪で覆われていたのが印象的でした。 城跡だけが目的で訪れたカムニークですが、旧市街も日本の宿場町のようで、なかなか 雰囲気のよい感じでした。小城の最寄り駅はKamnik mesto(カムニーク旧市街)駅ですが、 自分は往復とも中央駅を利用したので、旧市街駅にどれだけの列車が発着しているのかは 分かりません。 |
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| 城山入口の門。 遺構かは不明です。 |
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| 城山南西部と防御塔。 | |
| 防御塔正面。 | |
| 城山北東端の建物基部。 | |
| 同上。 | |
| 聖エリギウス礼拝堂を望む。 | |
| 城山から古城跡を望む。 | |
| 城山から北西方面の眺望。 | |
| 城山背後の切通し道。 堀切跡か。 |
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| カムニーク旧市街のようす。 | |