西保城(にしほ) | |
別称 : なし | |
分類 : 平城 | |
築城者: 織田氏か | |
遺構 : なし | |
交通 : 名鉄尾西線佐屋駅徒歩7分 | |
<沿革> 織田信長の弟信包が居住していたと伝わるが、築城主や築城年など詳細は不明 である。信包は永禄十一年(1568)に北伊勢の長野氏を継いでいるため、このとき までに西保城を出ているものと推測されるが、その後の西保城についても詳らかで ない。 <手記> 上に図示したあたりを字城之内といい、城郭関連地名と考えられています。現地 の大部分は畑地で、城跡に繋がるようなものは見当たりません。 西保町の西側を縦走する海部幹線水路は当時の木曽川本流で、西保城の北の 佐屋は渡し場として栄えていたそうです。川を挟んだ西方には、やはり信長の弟の 織田信興が守備した小木江城があり、尾張の西の玄関口として、佐屋周辺が重視 されていたことがうかがえます。 ちなみに、『日本城郭大系』では西保(にしのほ)としていますが、少なくとも今の 西保町の読みは「にしほ」です。 |
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西保城跡に比定される字城之内。 |