信虎誕生屋敷(のぶとらたんじょう)
 別称  : 誕生屋敷、岩下氏館
 分類  : 平城
 築城者: 岩下氏か
 遺構  : 土塁、堀跡か
 交通  : JR中央本線春日居町駅徒歩10分


       <沿革>
           在地領主岩下氏の居館と伝わる。岩下氏の出自は定かでない。甲斐伴氏流宮原氏の
          庶流に岩下氏があり、宮原家輔の子宗康にはじまるとされるが、この岩下氏と同一かは
          不明である。
           武田信玄の父信虎の母は岩下越前守の妹とされることから、信虎は母の実家である
          岩下氏の館で生まれたとする説がある。このことから、岩下氏館は一般に信虎誕生屋敷
          の名で呼ばれている。ただし、確証があるわけではない。信虎の生年は、明応三年(14
          94)と同七年(1498)の2説ある。
           平成13年(2001)年に館跡の北東部で発掘調査が行われ、中世掘立柱建物跡の一部
          が検出された。


       <手記>
           寿命院の南西に水路で囲まれた方形区画があり、これが誕生屋敷跡とされています。
          とくに西辺および南辺は外側に対して一段高くなっており、土塁の跡とも考えられます。
          一帯は果樹林となっていて、敷地内に館跡を偲ぶものはありませんが、西辺には説明板
          が設置されています。

           
 信虎誕生屋敷説明板。
 西辺のようす。土塁および堀跡か。 
 南西隅のようす。


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