大野口台場(おおのぐち)
 別称  : なし
 分類  : 台場
 築城者: 江戸幕府か
 遺構  : なし
 交通  : 新函館北斗駅からバスに乗り、
      「小川」下車徒歩5分


       <沿革>
           『日本城郭大系』によれば、平面が星型と方形の台場があったとされる。江戸幕府によって
          築かれたと推測されるが、確証はない。明治元年(1868)十月二十四日には、森に上陸した
          旧幕府軍と箱館の新政府軍が大野口や七飯で会戦に及んでいるが、大野口の台場が使用
          されたのかどうかは不明である。


       <手記>
           大野口台場は大野川左岸の丘陵上にあったとされていますが、土取りで地形ごと消滅して
          います。一応、車を降りて歩いてみたものの、下草がもさもさに繁茂していてとくに見るものも
          ありません。茂みからヒグマが飛び出してきたりしては一大事と、そそくさ車に戻りました。

           

大野口台場跡周辺現況。


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