尾張氏館(おわりし)
 別称  : なし
 分類  : 平城
 築城者: 尾張氏
 遺構  : なし
 交通  : 名鉄本線神宮前駅徒歩5分


       <沿革>
           尾張国造の子孫で、熱田神宮の大宮司であった尾張氏によって、天喜四年(1056)に
          築かれたとされる。熱田神宮の東門前一帯を敷地とする島城であったとされる。
           承久二年(1114)、当時の大宮司尾張員職は、外孫の藤原季範に職を譲った。以降、
          大宮司職は藤原氏が世襲した。その後の尾張氏や、尾張氏館については不明である。


       <手記>
           尾張氏館は熱田神宮の東門前、現在の市教育センターから神宮前駅の付近にあった
          ものと推測されています。遺構らしきものはまったくありません。


           

尾張氏館周辺(市教育センター)。


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