服部相賀氏館(はっとりあいがし)
 別称  : なし
 分類  : 平山城
 築城者: 相賀氏
 遺構  : 土塁、堀跡か
 交通  : 伊賀鉄道上林駅徒歩5分


       <沿革>
           (服部)相賀氏について詳細は不明である。


       <手記>
           上林地区に散在する平地の城館の一つです。遺跡地図に示されている比定地は、
          上図の緑丸の南西側にあたり、何の変哲もない住宅地の一角といった感じでした。
          周囲を見回してみると、少し東側上手の旧家に私のレーダーが反応し、表札を確認
          しようとしたところ、敷地内からちょうど車が出てきてビックリ!強盗の下見に間違わ
          れては一大事と、窓を開けて顔を出された女性ににこやかに挨拶して必死に事情を
          説明しました^^;
           すると、家人の女性は疑うどころか、ものすごい勢いでいろいろとお話してくださり
          ました。曰く、たしかにここは相賀家で古い家柄だが、数代前に隣家から養子を迎え
          たため、血脈は途絶えているとのこと。そして、この家に隣接するかつての畑地が、
          字と殿山というのだそうです。
           この後、私は字を天王原という昔の畑を見せるから車に乗れといわれ、今は自然
          農法の人に貸しているというその場所へ連行されました笑。天王原もひょっとしたら
          城館跡かなとも期待したのですが、遺構らしきものは見当たりませんでした。天王原
          の西隣には、矢具島氏館跡があります。
           さて、それから再び戻って字殿山を見学させてもらったわけですが、当該の場所は
          ごく浅い舌状地形となっていて、なるほどここなら城館跡といわれて納得です。現況
          は耕作放棄地で、前方西辺に土塁や堀跡のような地形が認められました。相賀様の
          ご厚意には、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。
           ちなみに、なぜ城館名に「服部」と付け足されているのかは不明です。

           
 字殿山近望。
字殿山のようす。 
 前方西辺の堀跡状地形。
同じく土塁状地形。 


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