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今井修理屋敷（いまいしゅり） |
| 別称 ： なし | |
| 分類 ： 平城 | |
| 築城者： 今井修理 | |
| 遺構 ： 堀跡 | |
| 交通 ： 小田急線伊勢原駅よりバス 「神戸」バス停下車徒歩20分 |
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＜沿革＞ 『新編相模国風土記稿』に、「今井修理屋敷蹟小名横町の辺なり」とある。今井 修理については、「按ずるに小田原衆所領役帳に今井雅楽助 同源太郎等あり 是等の氏族にて北条氏に仕へ 此辺を領せしか」とあり、詳細は不明である。 ＜手記＞ 今井修理屋敷は、現在の保国寺境内周辺にあったと推測されています。本堂 裏手には二重堀と呼ばれる空堀の痕跡が残っていたということですが、探しても 見つかりませんでした。裏山の墓地に檀家の1人と思われる方が100本くらいの 卒塔婆をねこ車で運び上げていたので、お手伝いついでに伺ったところ、すでに 失われたとのことでした。たしかに、本堂も墓地も最近新しく建て直されたように 見受けられるので、仕方ないことなのでしょう。 保国寺は三方を峰に囲まれた館地形にあり、北に栗原川が、南にその支脈が 流れています。また墓地脇からも沢水が湧き出ていて、これらの豊かな水源と 谷戸を押さえる好立地にあります。裏山にあったとされる二重堀は、おそらく詰城 のものだったのでしょう。 |
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今井修理屋敷跡とされる保国寺。 |
| 保国寺境内周辺からの眺望。 |  |