菅沼城(すがぬま) | |
別称 : なし | |
分類 : 平山城 | |
築城者: 菅沼氏か | |
遺構 : 曲輪、堀 | |
交通 : JR飯田線駒ヶ根駅から車で10分 | |
<沿革> 『伊那武鑑根元記』によれば、天文十八年(1549)に城主菅沼阿波守が武田晴信に抵抗した ものの、敗れて自害したとされる。菅沼氏や菅沼城について、詳しい歴史は不明である。 <手記> 下間川沿いの加賀上の小ピークに築かれた城です。先端側の墓地から直登しましたが、その 後で主郭を越えて裏手に下りたところ、堀切から北側の集落へ抜ける道がありました。ただし、 家屋の間を抜けて行かなくないので、初見ではこちらの登城口を見つけるのは難しいかも知れ ません。後で知ったことに堀切は2条あるそうですが、気付かず1条で満足してしまいました。 前方からの直登も無収穫だったわけではなく、南西尾根の斜面に多数の削平地群が見受け られました。ただ、遺構なのか後世の耕作地か何かなのかは定かでありません。中心部は主郭 とその下の帯曲輪で形成され、畑地や墓地となっています。前方に木がないため、天竜川沿い の景色が広がり、こちらも直登した甲斐があったといえるでしょう。 |
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南西尾根斜面の削平地群。 | |
同上。遺構かは不明です。 | |
帯曲輪から主郭を望む。 | |
帯曲輪のようす。 | |
主郭のようす。 | |
主郭からの眺望。 | |
主郭背後の堀切。 | |
主郭背後の帯曲輪。 |