手倉城(てくら)
 別称  : なし
 分類  : 平山城
 築城者: 不明
 遺構  : 土塁
 交通  : 北総鉄道千葉ニュータウン中央駅よりバスに
      乗り、「木刈北」下車徒歩10分


       <沿革>
           土塁で囲まれた方形区画が2つ並んでおり、城館跡と目されているが、詳細は不明
          である。


       <手記>
           手倉城跡とされる舌状の峰は、下手賀沼の沼沢地のどん詰まりに位置し、城館が
          築かれても不思議ではありません。とはいえ、地形を利用せず堀も設けていないなど
          不自然な点もあり、城館跡かどうかは異論もあるようです。
           この日は『大和之古城』管理人のダイさんと訪れたのですが、藪があまりにもひどく
          攻めあぐねてしまいました。県道沿いに電波塔か何かがあり、その脇がわずかに開い
          ていたのですが、それでもその先が見通せないほど藪が深く、まだ秋口ということで
          突入は断念しました。冬場ならなんとか行けるかもしれません。一応、西麓にも下りて
          見たのですが、こちらも谷ごと自然に還ってしまっており、とても歩ける感じではありま
          せんでした。写真は西麓から撮ったものです。というわけで、中には入れず遠景のみ
          の撮影となりました。

           

手倉城山を望む。


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