小村田館(こむらた)
 別称  : 小村田東遺跡
 分類  : 平城
 築城者: 不明
 遺構  : なし
 交通  : JR埼京線北与野駅徒歩10分


       <沿革>
           長傳寺の北隣、本町東5、6および7丁目の境目付近から、堀で囲まれた方形の館跡が検出された。
          この他に板碑や宋銭なども発掘され、戦国時代前半の城館と推測されている。

       <手記>
           長傳寺から道を挟んだ北側、トヨタの展示場の東隣付近が館跡です。開発により、遺構は消滅して
          います。
           館跡の西側の本町通りは、旧街道をそのまま利用したものと思われ、鴻沼川に沿って氷川神社や
          長傳寺、円乗院などの門前を南北に走っています。東側は鴻沼川の谷となっており、小村田館は川
          に落ち込む河岸の緩やかな傾斜を利用して築かれています。
           南に2qほどいったところに、札之辻U号遺跡とも呼ばれる今宮館があります。この館も、同じ街道
          沿いで鴻沼川の河岸を利用しており、立地条件がきわめて類似しています。両者には何らかの関係
          があったとも考えられますが、推測の域を出るものではありません。

           


小村田館跡現況。


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