六ッ塚城（むつづか）
	別称　 ：　なし
	分類　 ：　平山城
	築城者：　不明
	遺構　 ：　堀跡、削平地か
	交通　 ：　JR飯田線北殿駅徒歩30分
＜沿革＞ 　　　　　　　　　　　伊那市の埋蔵文化財に指定されているが、詳細は不明である。 　　　　　　　＜手記＞ 　　　　　　　　　　　伊那市の遺跡地図によると、瀬沢川沿いに突き出た舌状台地の北西中腹付近に 　　　　　　　　　　あったとされています。台地上の畑地先端から上の地図にある山道が伸びていて、 　　　　　　　　　　この道はいったん途切れるものの、斜面下部で堀底道となっています。その先は、 　　　　　　　　　　また藪になっているので、麓側から登ってくるのは難しそうです。 　　　　　　　　　　　堀底道の脇はやや広い人工とみられる削平地になっています。これが遺構なのか 　　　　　　　　　　は判然としませんが、そうだとすれば、堀底道を一応の防御設備とみた館や施設が 　　　　　　　　　　あったとも考えられます。防衛が目的なら、大地の頂部や川沿いの角地などに選地 　　　　　　　　　　するのが普通と思われるので、いずれにしても館形式の城だったのでしょう。
	堀底道。
堀底道脇の削平地。
	同上。

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