岡谷城(おかや)
  別称  : 島崎城
  分類  : 平山城
 築城者 : 千野氏か
  遺構  : 不明
  交通  : JR中央本線岡谷駅徒歩5分


       <沿革>
           応永年間(1394〜1427)に千野六郎頼憲が居城していたとされるが、詳しい事跡は不明で
          ある。


       <手記>
           城は、勝弦峠(戦国期までの塩尻峠)から下った尾根の先端部に位置します。諏訪湖の釜口
          を押さえ、諏訪湖西街道を押さえる要地にありますが、資料的裏づけがないためあくまで比定
          地だそうです。
           以前は帯曲輪が確認できたとされていますが、現在城域は照光寺の墓地となっており、削平
          地が墓地開発によるのか遺構なのかは、全く判断できません。
           また、主郭域と推測される尾根の頂上は花見ヶ丘公園となっていて、城跡を示すものは何も
          ありません。

           


岡谷城址現状。


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