杉本城(すぎもと)
  別称 : なし
  分類 : 山城
 築城者 : 不詳
  遺構  : 土塁
  交通  : JR鎌倉駅よりバス、「杉本観音」下車


   <沿革>
      鎌倉時代後期、戦法の変化に対応するため、鎌倉の詰の城あるいは朝比奈切通しに次ぐ
     防衛ラインとして築かれた。
      建武四年(1337)に後醍醐天皇の綸旨を受けた北畠顕家・北条時行・新田義興らが鎌倉
     の足利義詮を攻めたとき、杉本城は斯波三郎家長が守っていたが、1日にして落城したとい
     われる。


   <手記>
      現在杉本城のある大蔵山の中腹には杉本寺が建っています。それより上はまだ整備されて
     いないので立ち入り禁止とのことでしたが、寺の裏手からこっそりと登ってみました。
      ただ、本当に荒れていて土塁の存在は確認できましたがのぞく程度でそれより上へ登ること
     は断念しました。



杉本城土塁跡か


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