谷戸氏屋敷(やとし) (付 谷戸八右衛門屋敷) |
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別称 : 谷戸淡路守宅 | |
分類 : 平城 | |
築城者: 谷戸淡路守か | |
遺構 : なし | |
交通 : JR中央本線小淵沢駅からバスに乗り、 「下新居」下車徒歩3分 |
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<沿革> 谷戸淡路守の居館とされる。城向山道喜院の由緒によると、淡路守は天文三年 (1534)に同院の前身となる道喜庵を創建したとされる。そのほか、谷戸氏および 屋敷について詳細は明らかでない。 また、道喜院の南西200mほどのところには、谷戸八右衛門の屋敷跡伝承地が ある。八右衛門は大泉町の湧水「八右衛門出口」に名を残しているが、活動期間 や淡路守との関係など詳細は不明である。 <手記> 道喜院の由緒によれば、境内の縦1町横2町が淡路守の屋敷跡とされています。 同院は台地の窪んだ斜面にあり、開発領主の純粋な居館であったと思われます。 真正面に谷戸城跡の丘が横たわっていますが、谷戸氏と関係があるのかは不明 です。 一方の谷戸八右衛門屋敷ですが、こちらは圃場整備されてしまっているので、 現状ではとくに城館跡らしさを感じることはできません。整備に先立つ発掘調査で 建物跡や井戸跡、堀跡や虎口状遺構が検出されているそうです。 |
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城向山道喜院。 | |
屋敷についても言及のある道喜院の由緒碑。 | |
道喜院門前から谷戸城跡を望む。 | |
谷戸八右衛門屋敷跡周辺現況。 |