有山屋敷(ありやま)
 別称  : なし
 分類  : 館
築城者 : 有山源右衛門か
 遺構  : なし
 交通  : 京王線聖蹟桜ヶ丘駅徒歩10分


       <沿革>
          天文年間(1532〜55)ごろから関戸宿を治めていた有山源右衛門の屋敷とされる。
         有山家は、北条氏から伝馬の宿駅の要請などを受けていたようだが、子の新右衛門
         の代で故あって滅んだとされる。
          屋敷は高台の先端に築かれ、眼前に鎌倉街道と霞の関を配している。『日本城郭
         大系』では、関戸城など一帯の址跡とまとめて、関戸宿駅を形成していたと推測して
         いる。


       <手記>
          現在の観蔵院の背後が跡地とのことですが、宅地化されていて遺構どころか位置の
         特定も困難です。大栗川を挟んで関戸の城山があります。


           


有山屋敷周辺現況。


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