茶臼館(ちゃうす)
 別称  : 浅部茶臼館
 分類  : 平城
 築城者: 不明
 遺構  : なし
 交通  : 仙台駅からバスに乗り、「とよま総合支所」
      下車徒歩30分


       <沿革>
           現地標柱に「月の輪館の出光で茶臼坊主が情報連絡に当たっていたのではないかといわれ」
          とある。付近の発掘調査では多数の縄文土器が出土したが、城館遺構は見つかっていない。


       <手記>
           三陸沿岸道路の登米ICを出てすぐ目の前の丘陵裾にあったとされています。上に緑点で示し
          た道路沿いに標柱があり、実際の比定地はその南側だそうです。現状は耕地で、とくに遺構は
          見当たりません。
           上述の標柱の説明文は一字一句そのまま書き出したものですが、「出光」とは出城?出丸?
          いったい何と間違えたか、推測をめぐらしてもはっきりとは分かりません。また、茶坊主ならまだ
          しも「茶臼坊主」とはいったい何者なのか、ツッコまずにはいられません。

           
 登米IC前から茶臼館跡を望む。
館跡標柱。 


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