古渡城(ふっと) | |
別称 : なし | |
分類 : 平城 | |
築城者: 山岡景友 | |
遺構 : 土塁、堀跡 | |
交通 : JR常磐線土浦駅よりバス 「古渡口」バス停下車徒歩10分 |
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<沿革> 慶長五年(1600)の関ヶ原の戦いでの戦功により、山岡景友が常陸国内に1万石を与えられ、 古渡城を築いた。景友は同八年(1603)に死去し、無嗣改易となった。 同年、関ヶ原で西軍に属し改易されていた丹羽長重が召し出され、古渡藩1万石の大名に 復帰した。元和五年(1619)、長重は2万石に加増されて江戸崎城へと移ったため、古渡城は 廃城となった。 |
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<手記> 古渡城は、小野川が霞ヶ浦に注ぐ河口に開けた集落のなかにあります。古渡のメインロードから 集落へ入ってしばらく進むと弁財天神社があり、その裏手が城跡となります。神社脇には説明板 が設置されています。 宅地化や畑地化により全体像の把握は容易ではありませんが、注意しながら歩くと土塁や堀の 跡と思しき箇所が散見されます。これらの遺構や地形から拝察して、古渡城は川と湖水に面して 1重ないし2重の堀と土塁に囲まれた方形の城館であったと考えられます。 |
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古渡城址説明板。 | |
堀と土塁跡か。 | |
堀跡か。 | |
土塁跡か。 |