荒城(あら)
 別称  : 新城、小出あら城
 分類  : 平山城
 築城者: 不明
 遺構  : 堀跡、虎口跡か
 交通  : JR飯田線下島駅徒歩10分


       <沿革>
           小出城の支城とみられるが、『日本城郭大系』によれば遺構は消滅している。


       <手記>
           天竜川と戸沢川の河岸の角を利用した城です。500mほど上手に小出城があり、それに
          対する新城という意味と思われますが、詳細は不明です。
           城跡は圃場整備されており、地表の遺構は上述の通り消滅しているようです。付け根側
          東西方向の道路の突き当りに沢が切れ込んだ地形があり、おそらく、当時はそのまま堀に
          つながっていて、道路はその名残と思われます。そのまま東辺を先端方面に向かうと、もう
          1か所切れ込み地形がありますが、そちらも堀の痕跡なのかどうかはなんともいえません。
           先端付近は東側面に1段下がった帯曲輪状の平場が見られますが、これも遺構なのか、
          あるいは圃場整備で削り残されたものなのか判断は難しいところです。ただ、先端角っこに
          虎口状の凹地形と、そこから麓へ九十九折れに延びる浅い道跡があり、これらはさすがに
          昔からのものと思われます。

           
 東麓から荒城跡を見上げる。
荒城跡現況。 
 沢となっている切れ込み地形。
 城内外を分ける堀につながっていた
 ものと思われます。
そこから東辺を先端側に行った途中にある切れ込み地形。 
こちらも堀につながっていたかは判断の難しいところです。 
 先端付近の帯曲輪状の平場。
先端付近の虎口状の凹地形。 
 そこから麓へ続く浅い九十九折れ道。


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