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橋場城（はしば） |
| 別称 ： 竹松の小城 | |
| 分類 ： 平城 | |
| 築城者： 橋場丈兵衛か | |
| 遺構 ： 削平地、土塁か | |
| 交通 ： 伊那市街から車で15分 | |
＜沿革＞ 『伊那市史』によれば、『小牧芳兼氏文書』に竹松城主竹松外記の家老橋場丈兵衛の名が みられるとされる。橋場氏は中沢二十四地侍の1人とされるが、出自や経歴、築城の経緯は 不明である。 ＜手記＞ 橋場城は竹松城の南西200mほど、ごく浅い谷戸に臨む台地の角にあったとされています。 現状は畑や宅地ですが、角地に1段高くなった耕作地があり、古い地形をとどめているように 見えます。周囲の土塁や切岸は城の遺構と思いたいのですが、そこまで断言できるかどうか は難しいところです。 『市史』には南北に堀跡があったとされていますが、南は谷戸なのでおそらく北と東の誤りと 思われます。いずれにせよ、堀は失われているようです。また別称にある「小城」とは、付近の 旧家の屋号だそうです。 ちょうど田植えの時期だったようで、一帯では水を張った田んぼが清々しく、当時もなかなか 生産性の高い値域だったのではないかと感じました。 |
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北西から橋場城跡を望む。 |
| 角地の一段高くなった耕作地。 城の名残か。 |
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近づいて見ます。 |
| 外からも眺めてみます。 |  |
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城跡付近からの眺め。 |