狐林城(こりん) | |
別称 : なし | |
分類 : 平山城 | |
築城者: 林式部か | |
遺構 : 虎口跡か | |
交通 : JR飯田線伊那北駅徒歩5分 | |
<沿革> 現地に鎮座する高尾神社の境内石碑に、林式部の居館跡とある。式部は春日城主 伊那部氏の家臣で、天文年間(1532~55)の御園城主としても名が挙げられるが、 出自など詳細は不明である。 <手記> 天竜川右岸の舌状になった台地を利用した城で、上述の通り高尾神社があります。 城名は「きつねばやし」かと思ったのですが、伊那市の「埋蔵文化財包蔵地一覧」に よれば「こりん」なのだそうです。由来が気になりますが、分かりませんでした。 神社の西側は住宅地となっていて、どこまでが城域だったのか定かではありません。 先端側を歩いても、はっきり城の造作とわかるようなものはありませんでした。 1か所、境内北辺に麓から上がってくる古い道がついていて、あるいは城の旧道と その虎口跡とも考えられます。 |
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高尾神社。 | |
境内北辺の古道。 虎口跡か。 |
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先端側から境内を望む。 |