赤堀屋敷(あかほり)
 別称  : なし
 分類  : 平城
 築城者: 赤堀入道か
 遺構  : なし
 交通  : 東急東横線元住吉駅徒歩3分


       <沿革>
           『新編武蔵国風土記稿』に、「往古 赤堀入道某といひしもの住せし跡なるよし」とある。
          赤堀入道なる人物について、詳細は不明である。
           田中祥彦氏の『多摩丘陵の古城址』では、中田彦四郎なる人物が稲毛之内木月郷の
          所領を、市野善次郎なる人物に売却したとする永禄四年(1561)の「文書」が存在する
          として、矢上城の中田加賀守との関連を指摘している。ただし、この「文書」がいかなる
          ものであるかは不明である。


       <手記>
           元住吉駅西口北にある住吉神社一帯は、小字を矢倉といい、渋川に架かる矢倉橋に
          その名を留めています。住吉神社境内周辺が館跡と目されていますが、遺構らしきもの
          は何もありません。

           


住吉神社


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