六浦陣屋(むつうら)
 別称  : 六浦藩陣屋、金沢陣屋
 分類  : 陣屋
 築城者: 米倉忠仰
 遺構  : なし
 交通  : 京浜急行/金沢シーサイドライン
      金沢八景駅徒歩3分


       <沿革>
           下野皆川藩4代藩主米倉忠仰は、享保七年(1722)に武蔵国久良岐郡金沢への陣屋移転を
          願い出て許可された。周辺にはかつて六浦荘が置かれていたため、六浦藩(陣屋)とも金沢藩
          (金沢陣屋)とも呼称されるが、加賀前田家の金沢城との混同を避けるため、前者で呼ばれる
          ことが多い。皆川藩時代は江戸定府であったが、忠仰は同年中に領地入りし、その後も参勤
          交代を行っている。
           米倉家は1万2千石のままで8代続き、明治維新を迎えた。


       <手記>
           六浦陣屋は金沢八景駅のすぐ南西の小さな窪地にありました。今も藩主のご子孫が住んで
          いるそうですが、現地に説明や案内などはありません。居宅の北辺が窪地の中央通りに面して
          いて、土塁状になっているものの遺構かは不明です。
           また、居宅の入り口にある石段が当時のものとする既述もみられますが、『日本城郭大系』に
          よれば陣屋跡南東の京急線が走る谷間が大手と伝わるそうで、だとすれば反対側に石段付き
          の出入口が設けられているというのは不自然にも感じます。

           
 道路の左手が陣屋跡比定地。
比定地北辺の土塁状地形。 
遺構かは不明です。 
 大手と伝えられるあたり。


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