捻木館(ねじき)
 別称  : 捻木城
 分類  : 平山城
 築城者: 捻木新左衛門
 遺構  : 不詳
 交通  : 常磐自動車道千代田石岡ICより車で40分


       <沿革>
           天正年間(1573〜92)に捻木新左衛門が築いたと伝わる。北東向かいに芹沢城があるため、
          捻木氏は芹沢氏の家臣ないし一族と推測されるが、詳細は不明である。


       <手記>
           捻木館は、梶無川が緩やかにカーブする内側の丘陵際に位置しています。北と東が河岸の急崖
          となっており、西と南に堀を穿っていたものと推測されます。
           現在、城跡は西光寺境内となっています。周辺も畑地・宅地化が進み、遺構の確認は困難です。
          寺の南側の門前に、西麓から登ってくる道があるのですが、あるいは往時の堀を利用した堀底道
          かもしれません。ただ、現状からは館の全容や遺構の状況を推察するのは難しいと思われます。

           
 捻木館跡に建つ西光寺。
堀底道か。 


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