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板屋屋敷館（いたややしき） |
| 別称 ： 板屋屋敷 | |
| 分類 ： 平城 | |
| 築城者： 不明 | |
| 遺構 ： 土塁、堀跡 | |
| 交通 ： JR東北本線鏡石駅からバスに乗り、 「上松本」下車徒歩1分 |
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＜沿革＞ 土塁や堀跡が見られるものの、史料や伝承にはみられず詳細は不明である。 ＜手記＞ 板屋屋敷集落の北半、とくに西辺から北西隅にかけて土塁および堀跡とみられる 地形が残っています。館主は不明であるが、北西には妙見山館があり、その麓たる 周辺には竹ノ内屋敷や日向屋敷、男神屋敷といった字名が点在していることから、 妙見山館関連の支配層の館跡とも推測されます。 なかでも、東方の磯部館や西隣の竹ノ内館などは、板屋屋敷と同じく西辺のみに 土塁や堀の痕跡を留めている集落として特徴的です。西側にしか土塁や堀を設け なかったとは考えにくく、集落が宅地化するなかで、西辺だけは風除けとして残った ものと思われます。 |
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西辺の堀と土塁跡。 |
| 北西隅付近の土塁。 |  |