熊野城(くまの)
 別称  : 熊の城
 分類  : 山城
 築城者: 遠山氏か
 遺構  : 堀、曲輪
 交通  : JR飯田線平岡駅から車で20分


       <沿革>
           和田城主遠山氏の支城と考えられているが、詳細は不明である。遠山氏が武田氏に降って
          からは、武田方の狼煙台として使われたといわれる。


       <手記>
           熊野城は上村川の屈曲部に突き出た峰上の山城です。上図にある通り、後方鞍部を旧秋葉
          街道が通過しており、峠に城や街道、百体庚申についての説明板が建っています。その脇から
          登って尾根伝いに進めば城内に達しますが、とくに道などはなく、秋口ではシダ藪が茂っていま
          した。ただ、迷うことはないので己を信じて前進あるのみです。
           城は背後に2条の堀切を設け、その先は現地説明板でも『日本城郭大系』でも、2郭から成る
          としています。第2郭は主郭の堀切側下段にあり、ここには武田信玄の狼煙台に関する説明板
          があります。前後2郭というものの曲輪形成はそれほどはっきりしておらず、主郭自体も狼煙台
          とみられる頂部の周囲1段下に、帯曲輪および腰曲輪状のスペースが付属しているように見え
          ました。とはいえこれだけ山奥の城砦ですから、これだけ普請されていれば十分でしょう。
           ここからが重要事項ですが、この城はヒルに注意です!!!!訪城を終えて戻り、道の駅の
          トイレに入ったところで足を見たら、何匹ものヤマビルがえっちらおっちらと足を登ってきている
          ではありませんか!慌てて個室に駆け込み、トイレットペーパーで次々とつまんで流しました。
          雨が降ったり止んだりの天気だったこともありますが、行かれる方は充分にご注意ください^^;

           
 後方の旧秋葉街道の峠に建つ説明板。
同じく熊野城に関する説明板。 
 城跡へ向かう途中のド藪。
 ヤマビルに要注意です!!!!
最後尾の堀切。 
 主郭側の堀切。
同上。 
 副郭のようす。
副郭に建つ狼煙台の説明板。 
 主郭頂部。
主郭の城址標柱。 
 主郭から下段を見下ろす。
同じく先端側の腰曲輪状地形。 
 先端側から主郭頂部を望む。


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