花輪城(はなわ)
 別称  : なし
 分類  : 平山城
 築城者: 織部時平か
 遺構  : なし
 交通  : JR常磐線・関東鉄道常総線取手駅徒歩10分


       <沿革>
           『日本城郭大系』には、戦国時代に織部時平の居城であったとあるが、いつの頃のどんな
          人物であったかは定かでない。蔵重一彦『伝説の花輪城再発見』によれば、永禄四年(15
          61)の大鹿城落城以前に織部民部介貞次が花輪城を去り、廃城となったとされるが、典拠
          は不明である。


       <手記>
           花輪城があったとされるのは、取手一帯の複雑に入り組んだ丘陵地帯の東端に突き出た
          舌状地形上です。現在「さくら公園」があるあたりが中心部といわれていますが、とくに遺構
          は認められず、地形から城館の存在を感じ取るのみです。

           
 常磐線線路の南側から花輪城山を望む。
さくら公園周辺現況。 


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