鳥屋崎神社境内遺跡
(とやさきじんじゃけいだい)
 別称  : なし
 分類  : 平山城
 築城者: 葛西氏か
 遺構  : 不明
 交通  : JR石巻線・仙石線石巻駅徒歩10分


       <沿革>
           宮城県の遺跡地図によれば炉壁や鉄滓が出土しており、製鉄遺跡であると共に城館跡の
          可能性が示唆されているが、確証はない。


       <手記>
           鳥屋崎神社は葛西氏の旧居城ともいわれる石巻城(日和山)のある丘陵塊の北端にあり、
          石巻城を守る支砦群の1つがあったとしても不思議ではありません。ただ、南東の羽黒山館
          にも増して遺構らしきものは見当たりません。境内の南辺は横一文字の段差となっていて、
          ここから堀跡でも検出されればはっきりするのですが、おそらく未調査でしょう。

           
 鳥屋崎神社。
境内から南方を望む。 
 東側斜面のようす。
境内南辺の段差。 


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