築山城(つきやま) | |
別称 : なし | |
分類 : 平城 | |
築城者: 片岡氏または築山氏か | |
遺構 : 堀跡 | |
交通 : JR東海道本線向日町駅徒歩20分 | |
<沿革> 「城」の小字が残り、域内の旧家として片岡家がある。築山城は片岡氏の城と推測されて いるが、同氏について詳細は不明である。 そもそも、西岡には別個に築山氏が存在しており、築山城との関連が考えられる。永禄 十一年(1568)に織田信長が足利義昭を奉じて上洛した際に、築山市正なる人物が細川 藤孝らの勝龍寺城攻めを援護したことが『細川家記』にみられる。ただし、築山城と築山氏 の直接の関係を示す史料は見つかっていない。 <手記> 築山城は、築山集落の南東部に位置し、西蓮寺付近を北西隅とする方形の城館跡です。 北を除く三方の堀跡が、辛うじて水路として残っています。碑や案内等はありません。 |
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築山城北西隅付近に経つ西蓮寺。 | |
西側の堀跡の水路。 | |
東辺のようす。側溝は堀跡か。 | |
南辺中央で屈曲する堀跡の水路。 |