弾正屋敷(だんじょう)
 別称  : 宇田川氏館、宇田川弾正館
 分類  : 平城
 築城者: 宇田川氏
 遺構  : なし
 交通  : JR埼京線/武蔵野線武蔵浦和駅徒歩5分


       <沿革>
           岩槻太田氏家臣宇田川弾正の館跡と伝わる。館跡とされる白幡観音堂の六地蔵は、正保元年
          (1644)に宇田川氏子孫の宇田川弥右衛門・太兵衛によって安置されたものである、同寺にある
          五輪塔にも、宇田川氏の名が刻まれている。
           宇田川弾正について、太田道灌の家臣で御殿山城主に任じられた宇田川和泉守長清との関連
          も考えられるが、詳細は不明である。

       <手記>
           弾正屋敷は、国道17号沿いの白幡観音堂一帯にあったといわれています。遺構や、館跡を示す
          ものは何もありません。
           東を中山道が縦走し、北に白幡沼があることから、往時は街道沿いの沼沢地にあったものと推測
          されます。

           


弾正屋敷跡現況(白幡観音)。


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