横田陣屋(よこた)
 別称  : なし
 分類  : 平城
 築城者: 溝口宣就
 遺構  : 土塁か
 交通  : JR東北本線須賀川駅からバスに乗り、
      「横田」下車徒歩10分


       <沿革>
           新発田藩2代藩主溝口宣勝の次男宣秋は、6千石を分与されて交代寄合に列した。
          その子宣就は、越後国蒲原郡切梅から陸奥国岩瀬郡横田に陣屋を移し、その後は
          5千石を領して幕末まで続いた。


       <手記>
           今日では陣屋跡そのものよりも、溝口家の邸宅内に植えられていたとされる御殿桜
          で知られているようです。訪れたときは夏とて葉桜でしたが、それでも枝垂れの枝ぶり
          や幹回りは見事に感じました。
           跡地は2段に削平されているのですが、どちらも陣屋の遺構なのかどうかは判断に
          窮します。江戸時代の陣屋なので、土塁があったとしても防御を意識してのものでは
          ないのでしょう。

           
 陣屋跡現況。
陣屋跡標柱と御殿桜の説明板。 
 標柱脇の段差。
 遺構かは不明です。
御殿桜。 
その下にもう1つの段差。 


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