林小城(はやししょう)
  別称  : なし
  分類  : 山城
 築城者 : 小笠原長朝
  遺構  : 土塁、堀
  交通  : JR中央本線松本駅から自転車15分


       <沿革>
           小笠原氏の居城林城の本城域を林大城と呼び、大嵩崎(おおつき)の谷地を挟んだ
          もう一方を林小城と呼んだ。林城は、この林小城をはじめ、周囲に数多くの支城を配し
          一大城郭群をなしていた。
           天文十九年(1550)、小笠原長時が武田晴信(後の信玄)に林城を追われると、晴信
          は拠点を深志城(現在の松本城)に移した。林小城は、大城ともどもこのときに廃され
          たものと推測される。


       <手記>
           登城ルートが判然としなかったため実際には登りませんでしたが、林大城から望むと
          大嵩崎の谷を馬蹄状に囲っていたというかつての林城の規模の大きさが伺えます。





林大城より林小城を望む


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