福田氏城(ふくだし)
 別称  : なし
 分類  : 平山城
 築城者: 福田氏
 遺構  : 曲輪、土塁、堀、虎口
 交通  : 伊賀鉄道上野市駅からバスに乗り、
      「下出橋」下車徒歩3分


       <沿革>
           福田氏は天正九年(1581)の第二次天正伊賀の乱に際して比自山城に籠った郷士の
          一人として名が見える。出自など詳細は不明である。


       <手記>
           福田氏城は西山集落を見下ろす小丘上にあります。東側の生活道路から郭内に入れ
          ますが、内部は猛竹藪で踏査には労を要しました。三方土塁と背後の堀が残っていて、
          堀は北西隅で虎口状を呈しています。
           西辺の土塁は南側中腹の民家敷地まで延びており、この民家の南辺にも溜池や土塁
          が見られることから、福田氏城は上下2段から成っていたものと推察されます。南側下方
          には岡田氏館前田氏館がありますが、おそらく両者より上位の郷士だったのでしょう。

           
 南から福田氏城跡を望む。
郭内のようす。 
 東辺の土塁。
北辺の土塁と郭内削平地。 
 北西隅の虎口状地形。
北辺の堀跡。 
 民家敷地へ延びる西辺の土塁。
民家南辺のようす。 


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