亀之甲山陣城(かめのこやま)
 別称  : なし
 分類  : 平山城
 築城者: 太田道灌
 遺構  : なし
 交通  : 横浜市営地下鉄北新横浜駅徒歩10分


       <沿革>
           文明十年(1478)一月、長尾景春の乱で景春方に属した石神井城主豊島泰経は、
          扇谷上杉家家宰太田道灌に敗れて小机城に逃げ込んだ。道灌はすかさず小机城へ
          転進し、鶴見川を挟んだ対岸の亀之甲山に陣城を築いた。
           攻城戦は2か月近くにおよび、小机城は同年四月十二日に落城した。亀之甲山陣城
          も、役目を終えて破棄されたものと思われる。


       <手記>
           亀之甲山陣城は、小机城と鶴見川を挟んだ対岸の小高い丘の先端にあったとされて
          います。もともと臨時の陣城であったうえに、現在は工業団地の一角となっているため、
          遺構らしきものは見当たりません。


           
 日産スタジアム付近から亀之甲山陣城跡を望む。
亀之甲山陣城から小机城を望む。 


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