川田谷陣屋(かわたや) | |
別称 : 牧野陣屋 | |
分類 : 陣屋 | |
築城者: 牧野康成 | |
遺構 : なし | |
交通 : JR桶川駅よりバス 「前領家」バス停下車徒歩5分 |
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<沿革> 天正十八年(1590)に徳川家康が関東へ移封されると、徳川家臣牧野半右衛門 康成が石戸周辺に5千石を与えられ、川田谷に陣屋を設けた。 康成の子信成は寛永三年(1626)に2千石、同十年(1633)に4千石を加増され、 大名に列した。正保元年(1644)にはさらに関宿藩1万7千石に加増転封となった ため、川田谷陣屋は廃されることとなった。 ちなみに、家康の関東入国時に大胡城主となった牧野右馬允康成とは同姓同名 の別人である。読みも半右衛門康成は「やすしげ」だが、右馬允康成は「やすなり」 である。 <手記> 陣屋跡は、圏央道桶川北本ICの建設によって消滅してしまったということです。 工事に先立ってか発掘調査が行われ、その結果川田谷陣屋はそれ以前にあった 武士の館を転用した可能性があるとのことです。ただし、埋もれてしまったのでそれ 以上のことはもはやわからず仕舞いです。 |
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川田谷陣屋周辺現況 |