美江寺城(みえじ)
 別称  : なし
 分類  : 平城
 築城者: 和田八郎
 遺構  : なし
 交通  : 樽見鉄道美江寺駅徒歩5分


       <沿革>
           応仁・文明年間(1467〜87)ごろ、美濃守護土岐氏の家臣和田八郎が築いた。和田氏は
          8代続いたが、天文十一年(1542)に城主和田高行は土岐氏に従って、斎藤道三と戦い、
          敗れて滅ぼされた。城も、灰燼に帰してそのまま廃されたとされる。
           地名の由来となった美江寺は、道三によって稲葉山城下に移築された。


       <手記>
           現在、城跡は小中学校の敷地となっています。遺構はなにも残っていませんが、校庭の
          西隅に石碑と説明板が設置されています。
           なお、美江寺は中山道の宿場町でもあり、城跡を囲うように北西隅で鉤の手に道が折れ
          ています。また、500mほど南には十七条城があります。


           


中小学校敷地内にある美江寺城址の碑。


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