馬場城(ばば)
 別称  : なし
 分類  : 平城
 築城者: 馬場氏か
 遺構  : なし
 交通  : JR東海道本線長岡京駅徒歩5分


       <沿革>
           山城国桂川西岸一帯に割拠した西岡衆の1人馬場氏の居城とされる。山本正男「京都市内および
          その近辺の中世城郭」(『京都大学人文科学研究所調査報告 第53号』)によれば、『(蜷川)親元
          日記』寛正六年(1465)十一月三日の項に、西岡被官衆の1人として馬場弥次郎の名がみられると
          される(論文では『元親日記』とあるが、『親元日記』の誤りと思われる)。
           また同論文では、開田城主中小路氏の系図に中小路宗数の代の馬場村420石の領主として馬場
          源之丞の名が書きこまれているとある。宗数は15世紀末に活動していた人物である。
           このほか馬場氏の出自や活動歴、廃城の顛末などは不明である。16世紀に入り、神足城主神足
          掃部が「西岡新馬場跡」に勢力を拡大したとされる。これがどのあたりを指すのかは定かでないが、
          あるいは馬場氏が神足氏に圧迫されて没落し、所領を奪われたものとも推測される。


       <手記>
           馬場城址はJR長岡京駅のすぐ北側に位置しています。上の地図には書かれていませんが、緑枠
          の形に生活道路が走っていて、周囲の道と比べて不自然な方形を描いています。これが城の堀跡
          と推測されており、だとすれば遺構はないものの城の構造を把握するのは比較的容易といえます。
           この他にはとくに城跡を思わせるようなものは何もありません。

           
 馬場城址北辺の生活道路。堀跡か。
同西辺のようす。 


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