杉田陣屋(すぎた)
 別称  : 間宮氏杉田陣屋
 分類  : 陣屋
 築城者: 間宮信常か
 遺構  : なし
 交通  : 京浜急行杉田駅徒歩3分または
      JR根岸線新杉田駅徒歩5分


       <沿革>
            笹下城主間宮信元の弟・信常(信次)の居館と伝わる。間宮氏は後北条氏の下で水軍衆を
           率い、信常は天文十五年(1546)に走水で里見水軍と戦い、討ち死にしたとされる。
            信常の孫の信繁(信盛)は、北条氏滅亡後の文禄元年(1592)に徳川家康から召し出され、
           本家とは別に杉田・中里に500石を与えられた。この間、杉田の間宮氏館はいったん廃された
           ものと推測される。
            信繁は最終的に1700石まで加増されたが、元文五年(1740)に間宮信勝が嗣子なく没し、
           杉田間宮家および杉田陣屋は廃絶となった。なお、信繁の孫・俊信の三男・信明は分家して、
           中里間宮家を興している。


       <手記>
            杉田駅と新杉田駅の間には昔ながらの商店街が延びていて、その南側の一画が杉田陣屋
           の跡とされています。当時は東側の国道沿いがすぐ海辺で、杉田浜は水軍の拠点でもあった
           と考えられています。北側の東漸寺は鎌倉時代創建の古刹だそうですが、周辺は市街地化
           されており、陣屋跡に結び付くようなものはなにも見当たりません。

           
 杉田陣屋跡現況。
同上。 


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