松山氏館(まつやまし)
 別称  : 松山氏城
 分類  : 平山城
 築城者: 松山氏
 遺構  : 曲輪、堀、土塁
 交通  : 近鉄大阪線/伊賀鉄道伊賀神戸駅
      徒歩25分


       <沿革>
           天正六年(1578)の第一次天正伊賀の乱に際し、丸山城攻撃に参加した郷士の一人
          として松山氏の名がみえるが、出自など詳細は不明である。


       <手記>
           西麓を木津川が洗う緩やかな丘陵の山頂に位置し、堀を挟んで北隣には早山氏館が、
          背後山上には上出砦が、そして峠を挟んだ南東には竜王山城があります。竜王山城跡
          へは作業道が付いていますが、他の3城砦は峠道から適当に山中へ分け入って巡ること
          になります。
           松山氏館と早山氏館はどちらも典型的な伊賀式城館ですが、前者には後者にない堀や
          郭外の土塁が設けられ、後者は前者にない明瞭な虎口を有するのが特徴です。規模的
          にはさほど差があるようには見えず、遺構面からでは両者に上下関係があったとは言え
          ないでしょう。

           
 背後の空堀。
詰段のようす。 
 詰段の土塁。
下段の土塁。 
 下段隅の土塁。
郭外の土塁を望む。 


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