石瀬代官所(いしぜ)
 別称  : なし
 分類  : 代官所
 築城者: 江戸幕府
 遺構  : なし
 交通  : JR越後線岩室駅から車で10分


       <沿革>
           元禄十五年(1702)、与板藩牧野家が小諸へ移封となると、その旧領は幕府領となった。
          宝永二年(1705)、旧与板藩領を治めるために建造されたのが石瀬代官所である。
           その後、新発田藩の預かりや出雲崎代官所・水原代官所の出張陣屋などとなり、文化
          十二年(1815)に廃止となった。この間、21名の代官が詰めていたとされる。


       <手記>
           「多宝温泉だいろの湯」南方の生活道路脇に石碑と説明板が建っていますが、遺構など
          はありません。背後には小国氏累代の居城・天神山城があるものの、旧与板領を治める
          のに与板でなくこの地に代官所を新造した理由は、どうにも想像が及びませんでした。

           
 石瀬代官所跡石碑。
説明板。 


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